お茶のことを書くときに、『お茶だけ』って人は大体挫折してます。
『え~、お茶だけ書いてるよ』
という人はいたら、考えてみてください。
例えば、お茶と『お菓子』
このパターンは多いですね。
それでもお茶だけという人は、
お茶と『文化』、お茶と『作法』
茶道とか茶芸とかティーパーティーとかしてる人がこのタイプ多いですね。
紅茶の人に多いのは、
お茶と『香り』
何の事?と思われる方も多いかもしれません。
フレーバードティーを扱ってる人はまさに、お茶と『香り』の人です。
あと、お茶と『歴史』
お茶に時代背景をつなげることで、産地の説明とかしてます。
個人的には、取材に行きたいのが
お茶と『農業』
茶園の人ですね。
好きが高じてこういう人もいます。
お茶と『会社』
特定のメーカーのお茶のみを取り上げてます。
そこで一体、僕はなんだろうな・・・と、考えこんでしまいます。
あ~だこ~だ考えても、結局は、『湯呑みの中のお茶』だけしか見てない自分がいるような気がします。
なので、特定の産地のお茶がいいとか、これが美味いとかダメとか言わないように心がけてます。
お茶だけの判断ですけどね。
条件が違えば、発言も変わるでしょう。
例えば、『外食産業で使われているお茶は、絶対食い物とのマッチングを考えてない』とか。
(文句を言ったのはそれだけのような気がする・・・)
なぜ、そんなことを改めて思ったのかというと、
昨日の夜に、武者小路千家のボンボンがTVに出てたことによります。
向こうは梨園の一族のような英才教育を受けて、まさしく歴史を背負って育ちました。
方やこっちは、能登の農民と漁民の間の子供。道楽が高じて茶が好きなだけ。
向こうは茶人、こっちは茶道楽(@飲むだけ)
こんな両極端(貴族と奴隷のような差)がどこまで埋まるんだろうか・・・
もし、一緒にお茶を飲めるとしたら、絶対にあの国宝級の茶釜に、団茶を放り込んでやる!!ww
※最初の一行目の結論:一般的には、俺は挫折する流れにいます。