日本のお茶の市場において、まっさきに外せれないのは、静岡です。
生産量・消費量たるや、まさしく『帝国』名にふさわしい規模です。
それを追いかけるのが、鹿児島県と三重県。
実は、昨日の『日本のお茶開発の神様』的な方のブログに大変ショッキングなことが書かれてました。
一碗~(題)お茶の研修所
※そのまま引用いたします。
元農水省茶業試験場の研修機関として全国からお茶の次代を担う若者が集まってきたところです。希望者が多く、各県に入所者数を割り振ったこともあったほどです。
ところが最近研修希望者がめっきり減ったそうです。農業後継者難を反映していて、当然といえば当然なのかも知りませんが・・・
ところが、何とも理解しにくい現象がみられているのです。
日本一の主産地静岡県からの希望者が全くないそうです。昨年もゼロ、今年もゼロ。
大部分が九州からの若者です。
静岡県の茶業界に後を継ごうという若者がいないのか、いても勉強しようとする意欲がないのか、あんなとこ行ってもしょうがないと思っているのか・・
このままでは、『帝国』地位が鹿児島に取って替わられるということです。
(正確には九州全土。鹿児島や福岡八女を始め、九州全土のお茶の生産への意欲は旺盛なものです)
続く三重も、『法王宇治(京都)』の影響下から抜け出すために、『伊勢ブランド』の全国確立を目指し強化をしております。
(前も言いましたが、京都・奈良・滋賀・三重の隣接エリアで作られている煎茶・覆い茶を主に『宇治茶』として売りだされてます)
今まではダントツの勢力を誇ってた帝国静岡。
このままでは、拡大中の鹿児島に下克上を果たされてします。
さて、どうする!
(ちなみに、僕はどっちの味方でもありません)
追記
ブログ一碗さんより:『お茶を勉強する「茶学の会」を十年ほど続けていますが、ここにも殆ど若者が来ません!』
すみません、お金が無くて入会できておりません。
(もちろん、例会も参加できておりません)
予算がつき次第、早急に入会させて頂きます。
※追記2017年3月5日
茶学の会ですが、2月5日をもって例会を終了しました。
全く参加できる状態になることができず誠に悔やんでおります。