と言っても、『銘のある茶器』とかじゃないです。
そんなものを褒めても、全くの無意味なので。
僕が注目してるのは、常に機能と性能。
どんな名器でも、用を足さなければ、ただのガラクタです。
で、通常は写真付きで話をするべきなんですが、それはあとでします。
先日行ってきた吉田山大茶会は、
奇しくも『中国茶大会』というような感じでした。
印象に残ってるのはすべて中国茶。
静岡の時の印象の薄さは嘘のようでした。
正直、今まで中国茶は家の急須でいれて成功した試しがありません。
・味が常に苦いか常に無い。
・香りがぐちゃぐちゃになってて苦痛だった。
・そもそも、時間がわからない。
とかとか・・・
で、今回、意を決して買いました。
蓋碗です。
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フタ付きのおわんで、淹れたら蓋をスライドさせて、お茶をそそぎます。
で、これを使ったら、不思議と味が安定。
量もだいたい把握できるようになり、味を調整できるようになりました。
もちろん、香りもちゃんとだせてます。
こんなことなら、さっさと買えばよかったな・・・
これで一応、『日本茶』・『紅茶』・『中国茶』を淹れれるようになりました。
淹れ方がわかったことで、
『通常の生活で普通に買える茶葉をおいしく淹れる』
という、僕自身のスタンスのスタート地点に立てたのかもしれません。
『お茶が美味しくないのは茶葉が良くないからだ』と言われますが、
ほとんどの人が毎日100g1000円以上の茶葉でお茶を飲めるわけがありません。
難しいと言われる技術もある程度形をつくってしまえば誰でもできます。
『読み・書き・そろばん』と同じです。
教育が普及してない時代は、文字を読めないのが当たり前でも
義務教育がほぼ100%になった今の時代では、普通にできます。
どんなお茶でも普通に美味しく淹れられるような人が
増えればいいなと思います。