お茶 お茶の健康

ノロウイルスで、学級閉鎖って、俺らの時代じゃ聞いたことがない。

投稿日:2010年11月24日

※介護福祉士の嫁様からの注釈で、
『ノロはそもそも、アルコールは効かねえんじゃ!』ということです。
その点をご理解の上、下の記事をご覧ください。
そもそも、うちらが小さい頃(’80~’95)は
『ノロウイルス?何ぞやそれ?』
というものだったはず。
毎年、インフルエンザで学級閉鎖・学校閉鎖があったけど、
日本中パニックにもなってなかった。
(運悪く、一度も閉鎖の”憂き目”に会ってない)
良く考えれば、『ウイルスによるパニック』って、
『O-157』をスタートとしてるかなと思ってたりします。
それまでは、そこまでナーバスじゃなかったような気がしますね。

『O-157』
がでて、『SARS』がでて、
『新型インフルエンザ』
でて、
そして、『未知のインフルエンザ』への恐怖が拡大されて、
ようやく、『季節性インフルエンザ』にも目が当てられるようになった。
(ちなみに、死亡率・死亡数からすると、季節性のほうが圧倒的に多いんですがね)
去年までは、『アルコール消毒』が最終兵器のように扱われてました。
(それまでは、石鹸による手洗い)
まるで、日本人総潔癖症になったかのように

こんな感じで、アルコール使いまくりです。
でも、今年ついに
『アルコール消毒が効かない、ノロウイルス』
が出てきてしまいました。
相手も生き物なんで、そりゃ進化しますがな。
でも、まだ、これの耐性菌(耐性ウイルス)は出てません。
それは、『カテキン・テアフラビン』です。
「なんだ、また、お茶か」
そこは、『茶人みこどん』なので、ご了承ください。
さて、じゃどのくらいで効くのかということですが、
この前の静岡のセミナーでは、
ピロリ菌:200μg/ml~50μg/ml
でピロリ菌全滅したそうです。
参考に、カテキンは、3杯で0.8g(800mg:800000μg)あり、
濃度も平均で1000μg/mlあるそうです。
じゃ、インフルエンザに対してはどうかというと
昭和大学での実験で、
『通常の飲む濃度の1/4に薄めたお茶に
インフルエンザウイルスを入れたところ、感染力を100%抑えた』

という、実験結果が出てます。
1/4ということは、濃度的には、250μg/ml
ただ、ここで注意してほしいのは、『感染力を抑えた』ということ。
他で調べてもらってもわかりますが、
『生理食塩水とカテキン入りの水溶水の中に、
インフルエンザウイルスを入れたところ、
生理食塩水では減少したのに、カテキン入りでは逆に増加した』

という実験結果も出てます。
そりゃそうでしょ、カテキンは、たんぱく質と結合する性質があるため、
殺菌はしてないのです。
ただ、細胞膜を破壊する性質もあるので、結果『殺菌』にもなるということです。
ただ、主には『たんぱく質に吸着する性質』であるため、大量に吸着されたウイルスや菌同士が、
『ぎゅうぎゅう詰めの満員電車』状態になり、
不活性化
してしまうということです。
そんな、状態でそのまま体外に排出されるわけですから、
カテキンは、体内の

『汚物は消毒だ~!!』
になるわけです。
そこで、注意いただきたいのは、『牛乳を入れる』と、
牛乳のたんぱく質と結合
してしまい、
カテキンの能力がまったく発揮できなく
なります。
固形のたんぱく質(肉とか魚とか)は、分解まで時間がかかりますが、
液状のたんぱく質にはお気をつけください。
(ミルクティー好きが言っても説得力ありませんが)
病気になってしまってからでは遅いので、そのための準備をちゃんとして、
体に抵抗力を作って、乗り切りましょう。

-お茶, お茶の健康

執筆者:


  1. 稲穂 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    MRSA(耐性黄色ブドウ球菌)にも効果があるのよ。
    一応わたしはナース。
    とある病院の勉強会でカテキンの力を発表したのがわたしです・・・
    風邪を引いたときは緑茶でうがいするといいんだよ。
    少し濃く出してね。

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