お茶

粉末緑茶とフレーバーティーとグリニッシュ

投稿日:2010年11月9日

回転すし屋とかに今、『粉末緑茶』をおいてる会社が増えています。
ティーパックと違って、ごみも出ないですし、一容器内に対する淹れられるお茶の杯数が格段に違うということも理由に挙げられるでしょう。
今日(11/8)、嫁と近所の回転すし屋いったんですが、そこでも粉末緑茶おいてありました。
普通に、粉を入れると、お茶になる。
ただ、お湯を入れたすぐじゃ、香りが少なく、味もほとんど無し。
1分置いても、わずかに香りがでるかでないか。
食べ物の邪魔をしないように、あっさりした味にしています。
そうなんです。
こういうときのお茶は、自己主張を要求されてないんです。
要求されてるのは、食事中のスイッチ。
『さわやかさ』なんです。
この傾向は、すしだけに限ったことではありません。
昨今、『フレーバーティー』の人気が顕著になってきます。
このフレーバーティーも、実は『さわやかさ』の一部なんです。
香りによって、気分の転換をはかる。
香りだけに注目されたのは、市販の飲料にすると、
本来リーフで出すはずの、渋み・苦味・旨みが、品質を維持するためには邪魔な存在になります。
それらを取り除いて、酸化による変色を防ぐために、大量のビタミンCを添加します。
(ゆえに、ペットドボトルのお茶を、お茶の専門家達は『ビタミンC飲料』と揶揄します)
この傾向は、昨今の”ゼロカロリー飲料”のブームでもいえるでしょう。
本来の味とは、かけ離れたものが、メインの商品となる。
その味に慣れると、もともとのものがくどく感じて飲めなくなる。
(じつは、コーラにおいて、僕はこの現象にはまってます)
それなのに、食べ物はどんどん、味の濃いものになっていく。
昔までは、逆だったんですがね。
薄味の料理に、香り深い飲み物。
まあ、この傾向が悪いとは思いません。
気がついて、薄い・濃いの選択が出来るのかということが重要になっています。
アメリカでも、脅威の”ダイエットブーム”により、”日本食”や”緑茶”がブームになってます。
紅茶も、今までの渋みの強いものから、『グリニッシュ』といわれる、
香りがメインのライトなものになっていっています。
ただ、そのライトなものが、その本質だと思い込む前に、
お茶やその素材そのものの、味を理解する必要があるのではないでしょうか。
見た目・形に文化があるように、その味にもまた文化があるのですから。

-お茶

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